シンガポールとマレーシアが鉄道でつながる、日本企業も参画か

今年の7月~8月に、シンガポールにとっては嬉しい経済・産業ニュースが飛び込んできました。それが、シンガポールとマレーシア間の高速鉄道が、2026年を目途に開業するというニュースです。シンガポールとマレーシア政府は7月19日、開業の発表をしました。高速鉄道は、シンガポールとマレーシアの全長350キロを約1時間半で結ぶ計画で、総事業費は日本円にして、約1兆7200億円とも言われています。高速鉄道の建設に伴い、建設時に働く人も増え、シンガポールやマレーシアの雇用も豊かになります。マレーシアとシンガポールが近くなることで、2カ国のパックやツアーが増え、外国からの観光客も増えると見られています。これは、日本にも非常に大きく関わってきます。というのも、高速鉄道建設では国際入札をおこなうため、日本の企業が入札するかどうかによって、日本への利益も大きく変わってきます。中国、韓国、日本の競争が激化する予定です。

高速鉄道の前に、日本の企業がシンガポールの技術に参画しているものもあります。それが、次世代電力網開発です。日本の企業NECは8月、次世代電力網の開発プロジェクトであるシンガポールの「SPEAR」への参画を発表しました。アメリカのスペースタイム・インサイトと組み、設備管理の高度化を進める予定です。日本の企業とアメリカの企業がすすめるプロジェクトはシンガポール最大手の電力会社シンガポールパワーが推進する予定です。3カ国の協力によって、さらなるシンガポールの発展を目指します。これらのプロジェクトによって、停電時の復旧見込み時間の精度向上や設備投資・保守の効率化を図る予定です。

シンガポールの急成長には、様々な国が関わっています。日本をはじめ、アメリカや中国、韓国などが技術を提供し、シンガポールの産業発展を目指すのです。シンガポールの発達によって、経済も大きく動きます。高速鉄道のように、国際入札を行うことで、入札された国の企業に大きな利益をもたらします。いわば、国ごとの技術の競争です。質が高いとされる日本の技術、日本人の私たちにとっては、自信をもって外国に提供できる技術です。

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