DHLサプライチェーンがシンガポールにイノベーションセンターを新設

ドイツの大手ロジスティクス専門企業のDHLサプライチェーンは1月5日、シンガポールにイノベーションセンターを12月に新設したことを発表しました。同社にとっては、本国ドイツ以外で日本の相模原に次ぐイノベーションセンターとなります。革新性を売り物にするロジスティクス・サービスに特化した施設としては、アジア太平洋地域では初の施設です。

この施設はシンガポール経済開発庁の支援を受けて開設されたもので、ロジスティクス業務を大きく変える可能性があると予想されます。今後のシンガポールの経済にも大きな影響を与えると思います。施設内にはロジスティクス事業に関する未来的なテクノロジーが展示されており、今後のロジスティクス事業の展開を予感させます。たとえば倉庫内の組立業務やピッキングに使用される可能性のある拡張現実型のスマートグラスや、医薬品などの緊急性の高い製品の配送に使用されるドローン、機械間通信センサーの活用によって車両の稼働率を向上させるメンテナンス・オン・デマンド車両などが展示されています。

センターはアジアパシフィック・イノベーションセンターと名付けられ、略称は「APIC」です。今後はこの名前を聞く機会が増えるでしょう。APICが目指すのは、ロジスティクスの最新動向や革新的ソリューションの展示だけでなく、アジア太平洋地域でのDHL社や顧客、パートナー業界、外部専門家との間の連携や協働を促進するプラットフォームとしての役割が期待されています。

アジアではこうしたプラットフォームとなるセンターは少ないため、これからの動きは注目されると思います。ガイド付きツアーもあり、見学者は好みのプログラムを楽しめるようになっており、未来のロジスティクスを実際に見る機会があるため、シンガポールを訪れるビジネスマンにも人気の施設になるでしょう。自動化やロボット技術がどのような働き方を未来にもたらすかというのは、世界が注目している話題でもあります。APICはアジア市場を対象として分析手法や電子商取引などの中心地となる可能性があります。

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